【読了】せっかく女の子に転生したんだから、俺なりに「可愛い」の頂点を極めてみようと思う

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 引きこもりオタクゲーマーだった俺は、気付けば異世界の伯爵令嬢、ユミエ・グランベルに転生していた。
 鏡を見れば、そこに映っていたのは天使のごとき絶世の美幼女。あらやだ可愛い、この子絶対美人になるわ。俺のことだけど。
 しかも、今世における俺の生家たるグランベル伯爵家は、爵位はそこそこ止まりだが魔法の名門で私兵も強く、金もあってかなりの権威を誇っていると来た。
 見た目よし家柄よしで、この分なら魔法の素質すら期待出来ちゃう最高の生まれ。ヤバい、これもう人生超イージーモードじゃね? 勝ち組決定だわ。
 部屋の外に飛び出した俺は、喜びのまま元気よく母親に挨拶するのだが……思いっきりぶたれた。えっ、なんで?
「うるさいわよ!! 少しは静かに出来ないの、この出来損ないが!!」
 なんと、俺ってばこの家で虐待されてるっぽい。親父の婚外子なんだってさ。
 しかも、それが原因で夫婦仲はすっかり冷えきり、顔を合わせれば日々喧嘩が絶えないんだとか。あかん、完全に家庭崩壊してらっしゃりますやん。
 仕方ない、ここは俺がひと肌脱ごうじゃないか。この超絶プリチーなユミエちゃんの可愛さで、グランベル家に笑顔ってもんを取り戻してやるぜ!!

 

展開を判断するほどの話数がないが文章は読める

今のところ毎日更新なのでよい